インフルエンザ
インフルエンザ
症 状
典型的には、38℃以上の発熱、のどの痛み、筋肉痛、空ぜき、鼻水などが急激に出現します。典型的な症状でないこともあり、特に高齢者のB型では高熱ではない場合もあります。
検 査
鼻をぬぐった綿棒もしくは鼻をかんだ後の鼻水を検体として院内で調べます。
治 療(当院で処方可能なもの)
①ゾフルーザ錠:1回のみの内服治療です。
②タミフルカプセル:1日2回5日間の内服治療です。
③リレンザ:1日2回5日間の吸入治療です。
④イナビル:1回のみの吸入薬です。
※発症48時間以内に投与開始できないと充分な効果は期待できません。
予 防
予防接種の有効率は一般的に70~80%、未就学児では20~30%とされています。接種したからといって100%予防できるわけではありませんが、重症化予防効果が認められています。
感染対策
①外出から戻った時など、こまめに手を洗いましょう。
②インフルエンザにかかって、咳がでている場合はマスクを着用しましょう。
※インフルエンザ罹患後の通学、職場復帰について
学校保健法での出席停止期間は「発症後5日間」、「解熱後2日目まで」と定められています。職場復帰についても同等の配慮が必要と考えられます。