やまぐち耳鼻咽喉科

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急性扁桃炎(大人)

Medical

急性扁桃炎(大人)

急性扁桃炎きゅうせいへんとうえん(大人)

症 状

のどの痛み、発熱、頭痛、くびの痛み、飲みこみにくい、口が開きにくいなど。

原 因

ウイルス性の場合と細菌性の場合とがあります。ウイルスと細菌両方が原因になっていることもあります。ウイルス性か細菌性かはっ きり診断することが難しい場合があります。

検 査

症状やご希望に応じて採血や検査を行います。

治 療

抗菌剤、熱さまし(痛みどめ)、鼻水止め、去痰剤など。多くは1週間くらいで治ります。

注意が必要な種類の扁桃炎

繰り返す扁桃炎(慢性扁桃炎)
扁桃腺の慢性的な感染状態です。通院を必要とする扁桃炎を年4回以上繰り返す場合、手術適応となります。手術適応がある場合は手術可能な施設にご紹介致します。

溶連菌による扁桃炎
細菌性では最多です。必要な場合は、迅速診断法(綿棒でのどをぬぐう検査)を行います。抗菌剤はペニシリン系かセフェム系をある程度長めに飲むことが大切です。しっかり治療をしないと腎炎やリウマチ熱になることがあります。

伝染性単核球症
EBウイルスによるウイルス性扁桃炎で抗菌剤の効果がありません。基本的には本人の免疫力で治るのを待つしかありません。38~39度の発熱が1~2週間続き、後側の頸部リンパ節の腫れが出ることが多いです。肝機能障害も多くの例で認めます。リンパ節腫脹や倦怠感が治るまでに長くかかる場合も多いですが(2~3ヶ月)大部分の方は後遺症を残さずに治ります。一部の方は重症化して入院が必要になります。溶連菌と異なり、ペニシリン系抗菌剤は皮疹がでることがあり使用しない方が良いです。採血して診断しますが結果はすぐにはわかりません。

扁桃周囲膿瘍
扁桃の周囲に膿がたまった状態です。食事ができなくなり、唾液をのむこともつらくなります。重症化すると口があけづらくなり、呼吸さえできなくなってきます。外来治療での改善は困難な状態で、早急に入院治療が必要です。