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突発性難聴

突発性難聴とっぱつせいなんちょう

症 状

急に難聴が出現します。夜間に発症して朝起床時に耳のつまり感や耳鳴りとして自覚する場合が多くみられます。重症の場合は、めまいを合併することもあります。
特徴としては、何度も繰り返すことは稀とされています(急性低音障害型感音難聴との違い)。原因はいまだに特定されていません。

 

治 療

国内で一般的に行われているステロイドの内服治療を当院でも行ってます。
※ステロイド治療によって、高血圧、糖尿病、緑内障、B型肝炎キャリアの方では症状が悪化することがあるため、場合により二次病院をご紹介させていただくことがあります。

 

内服薬
  • ステロイド剤:ダメージを受けた神経を保護する目的で投与します。
  • A T P 製 剤:耳の神経周りの血流を改善します。
  • ビタミンB12:ダメージを受けた神経の改善をサポートします。

など

 

治療後の経過

一般的には完全に元通りに改善するケースが 1/3、ある程度改善するものの難聴が残存するケースが 1/3、治療したものの残念ながら改善がみられないケースが1/3 とされています。

治りが悪い方は、耳の奥に腫瘍が隠れていないかのMRIチェックや高気圧酸素療法(保険適応)を目的とした二次病院への紹介を提案させていただく場合があります。

  • 発症から2週間以内の治療開始が大切で、発症から長期経過後は改善の可能性が低くなります。
  • 高度難聴の方、めまいを伴う方、高齢の方は治りにくいとされています。

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